船橋ゆかりの女性音楽家たちがポップスとクラシックの垣根を超えたテレワーク演奏に挑戦

新型コロナウイルスの感染拡大に伴って各種コンサートやライブの自粛も続くなか、船橋ゆかりの女性プロミュージシャン4人によるテレワーク演奏に挑戦した動画が公開された。


動画作成のきっかけになったのは、仕事の場がどんどん失われていた状況に危機感をおぼえていた音楽家たちの呼びかけによって開催された3月末のオンライン緊急座談会。初対面のメンバーもいる中でも、お互いの仕事の状況や取り組んでいる工夫などについて活発な意見交換が行われ、後半には「こんな時だからこそ取り組むべきことは何だろう?」という前向きな議論に。その中で共通して挙がったのが「お客様が目の前にいるコンサートを前提としてきたので、Webを利用しての演奏配信については本格的に取り組んだことがない」といった、演奏動画の製作やオンライン配信に関する話題だった。

そこで「せっかく集まったこのメンバーで何かやってみよう」とテレワーク合奏に挑戦することが決定し、それから数日のうちに曲目や衣装についてLINEグループでの相談を経て動画製作が開始された。動画撮影は各自がスマホを使って自撮りし、画角や演奏の調整のための試行錯誤を重ねながら、ピアノ→バイオリン→メインボーカル→コーラスの順にデータを回して重ねていった。

参加したアーティストからは「テレワーク演奏ではリズムや音量の調整に苦労したが、このような機会がなければ取り組めなかったであろうポップスとクラシックの融合で面白い作品ができあがったと思う」との声が聞かれた。また「きちんと振り返りを行ったうえで、より質の高い第2弾の動画についても着手していきたい」との声も。

参加アーティスト

演奏動画


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