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【アーティスト紹介Vol.9】ブライアン・シーモアさん – 木管楽器奏者

船橋にゆかりのある音楽家をご紹介。第九弾はサックス・フルート・クラリネット・オーボエなどのあらゆる木管楽器を演奏するブライアン・シーモアさんにお話を伺いました。

母は日本人、アメリカ生まれの木管楽器ミュージシャン

ふなおん

はじめに、ブライアンさんと船橋とのつながりを教えてください。
4年前から日本に住んでいます。昼は学校で英語の先生、夜や週末はフリーのミュージシャンという生活を送っています。現在、先生として勤務している学校は船橋市立三田中学校です。

ミュージシャンとしてはサックス・フルート・クラリネット・オーボエなど木管楽器全般を演奏し、ジャズを中心とした分野で活動しています。ウインドシンセ(EWI)も演奏します。また、管楽器を教える音楽教室で講師としても仕事をしています。

ブライアンさん

ふなおん

日本語がとてもお上手ですが、日本語はどのように勉強されたのですか?
私はアメリカのカリフォルニアで生まれ育ちましたが、母が日本人なので幼い頃から夏休みなどを利用して日本に滞在する機会がありました。長い時だと3ヶ月くらい過ごしたこともあります。

またアメリカでの生活の中でも、母が日本語を教えてくれました。

ブライアンさん

ふなおん

木管楽器全般を演奏できるというお話がありました。どういった経緯で、そんなにたくさんの楽器を演奏できるようになったのですか?
最初に出会った管楽器はサックスです。10歳の時に小学校の吹奏楽のクラブ活動でアルトサックスを始めました。様々なの楽器に触れるようになったのは高校生からです。

アメリカでは普通科の高校でも音楽活動で単位がもらえるシステムがあります。その一環でビッグバンド・吹奏楽・マーチングなど様々な形態の演奏に取り組みました。

ビッグバンドの授業では、サックス奏者はフルートやクラリネットの持ち替えができるようになることが必須でした。そこで持ち替えを習得していたので、吹奏楽の授業ではクラリネットを演奏していました。

ダブルリード楽器(オーボエ・ファゴット)は高校の頃に学校の楽器を借りて少し練習していたのですが、音楽大学に進んでからサックスとオーボエを専門的に学びました。

ブライアンさん

ふなおん

ご自身が演奏する楽器のなかで一番好きなものを敢えて挙げるとしたらいかがでしょう?
バリトンサックスですね。

ベースだけでなくメロディも演奏できるし、パーカッションとしての要素も出すことができます。複数の役割をこなすことができるので、様々な場面で活躍できます。

ブライアンさん

アメリカで音楽を学んだ後、日本を拠点として活動を本格化

ふなおん

音楽家の道に進むことを決めたのはいつ頃ですか?
15歳の時に決意しました。

それまでの生活を通じて音楽が一番楽しかったことと、当時お世話になっていた先生に「人生は一度きりのものだから好きなことをやるのが良い」と背中を押されたことが決め手になりました。

音大を卒業してから数ヶ月ほど、ニューオリンズからメキシコをクルージングする船に常駐するバンドの一員としての仕事をし、その後で日本を活動拠点とするフリーランスの奏者として活動していくことを決めて千葉県八千代市に引っ越しました。

ブライアンさん

ふなおん

クルージングのバンド演奏とは楽しそうですね!
演奏の仕事は楽しいのですが、部屋に窓がなかったり食事がずっと一緒だったり、生活面では辛い部分もありました。また、ずっと同じ環境で演奏し続けるというのも自分の性に合わないところがありました。

こういったクルージングの演奏やビッグバンドの仕事など、日本よりアメリカの方が音楽家として固定給を得られる仕事は多くあります。ただ、そういった仕事に就けば収入は安定する反面、どうしても生活が縛られてしまう面が出てきてしまいます。

アメリカで1・2を争う人気のビッグバンドに所属していた音大時代の先生が、バンドの仕事がかなり忙しく、アーティストとして追求したいものになかなか取り組めないという様子も見てきました。

ブライアンさん

ふなおん

音楽で仕事をしていくならアメリカの方が環境が恵まれているようなイメージがあるのですが、日本での活動に苦労はありませんか?
自分の印象では日本のほうが音楽が好きな人が多く、フリーランスの奏者として活動するのであればアメリカと同じくらい様々な機会を得ることができます。

また、日本では人とのつながりで仕事を頂けるというのが逆にありがたいところです。アメリカでは音楽の仕事はオーディションを受けて獲得してくケースが多いのですが、日本の場合は人からの紹介が主流です。私も以前に仕事を一緒にした仲間からの紹介で仕事を頂けるケースが多くあります。

ブライアンさん

音楽を通じて人の輪を拡げ、様々なスタイルの音楽に取り組む

ふなおん

ブライアンさんは現在どのような活動に取り組んでいるのですか?
定期的に活動しているバンドが2つあります。

1つが「TDYタップバンド」。タップダンスとタンバリンと音楽を融合させたバンドで、私はサックスとEWIを担当し、月1回くらいのペースでライブを行なっています。もう一つが「Project 2XR」というできたばかりのバンドで、私の演奏するダブルリード楽器をメインとするフュージョンバンドです。どちらも珍しい編成のバンドで、オリジナル曲を中心に演奏を行なっています。

その他は色々な方にお声がけを頂き、様々なライブに出演しています。最近だとビッグバンドに出演したり、アコーディオンと一緒にカフェでのコンサートをやったり、マリンバと一緒にライブなどもやりました。

ブライアンさん

ふなおん

そういった演奏の場は、人からの紹介で呼ばれることが多いのですか?
これまでの仕事で一緒になった人や、ライブで新たに知り合った人からご紹介頂けるケースも多くあります。日本での最初の仕事は、ライブに飛び入り参加して知り合ったからからのご紹介でした。

音楽を通じて様々な人と知り合えることも好きなので、今でもジャムセッションの機会などがあれば積極的に参加しています。

ブライアンさん

船橋への想いと今後の展望

ふなおん

ブライアンさんが思う良いところ・もっとこうだったら良いのにというポイントを教えてください。
音楽に関するイベントがたくさん行われているのは良いですよね。チラシなどもたくさん見ます。

ただ、自身が演奏するにあたってはライブハウスが少ないのが残念なところです。今はライブができる場所を求めて都内まで行くことが多いのですが、船橋にそういった場があれば自分の知り合いをもっとたくさん呼べるのにと思います。

ブライアンさん

ふなおん

最後に、今後のブライアンさんの展望をお聞かせください。
短期的な目標としては自身のバンドでのCDを出したいと考えています。2020年中にレコーディングを行う予定です。

長期的には、音楽を通じて自身の世界を広げていきたいと考えています。日本の色々な場所で演奏してみたいし、他の国にも行ってみたいです。また、先ほども少しお話ししましたが、音楽を通じて人の輪を拡げていきたいという想いも強いので、さらに色々な人と一緒に演奏できたらとも思っています。

ブライアンさん

ブライアン・シーモア – 木管楽器奏者

 

米国カリフォルニア州出身の木管楽器奏者、作曲家。テナーサックス、ソプラノサックス、アルトサックス、バリトンサックス、クラリネット、バスクラリネット、ピッコロ、フルート、アルトフルート、オーボエ、イングリッシュホルン、ファゴット、EWIを演奏。6歳から9年間クラッシックバイオリンを学ぶ間、10歳でアルトサックスを始める。高校での4年間を通してジャズバンド、吹奏楽、マーチングバンドに在籍。作曲やジャズアンサンブルの為のアレンジを手掛ける。

 

2007年にはジャズバンドのメンバーとしてスイスのモントロージャズフェスティバルの他フランス、スペインで演奏。

 

2008-2010年はレストラン、ホテル、ジャズクラブ、イベント、福祉施設等での演奏活動も続け、ジェイ メイソン(Gordon Goodwin’s Big Phat Band)に学ぶ。

 

2010年バークリー音大入学。テナーサックスでジャズパフォーマンス科に、さらにコンテンポラリー・作曲/プロダクション科にも所属。ゲーム音楽作・編曲も副科として学ぶ。Dino Govoni氏、George Garzone氏、Walter Beasley氏にサックスを、Barbara LaFitte氏にオーボエを師事。在学中にはPro Tools、Digital Performer、Logicなどの音楽制作ソフトのテクニカル・サポートを務める。またプレイヤーとしてレコーディング、プロジェクトやミュージカルのピットミュージシャンとして菅楽器全般を担当。

2014年にバークリー音大を卒業、カーニバル・クルーズ・ライン(旅船)のショーバンドとして乗船。また、作曲・編曲家として手がけたジャンルは小編成ジャズバンド、ビッグバンド、オーケストラ、マーチングバンド、菅楽器アンサンブル、室内楽、ポピュラー音楽など幅広い。

 

自身が作曲したストリングカルテット曲「Mother Earth Suite」がノルウェーのヴァルドレスで開催された2014 Valdres Sommersymfoniにて演奏される。

 

2015年11月から日本に滞在し、東京と千葉県でライブハウス、ジャズフェスティバル、イベント、ホテルで演奏。

 

2016年10月に沖縄ロックグループORANGE RANGEのホーンセックションのメンバとして演奏。

 


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