【後編】市船吹奏楽部『春夏秋冬コンサート~秋』

船橋市立船橋高等学校(千葉県船橋市市場4-5-1、Tel 047-422-5516)で「船橋市立船橋高等学校吹奏楽部 feat.小松優一 with FRIENDS 春夏秋冬コンサート『秋』」が10月26日に開催されました。会場は同校第3体育館地下メインホール。

前回の第一部に引き続き、第二部のレポートです。

※第一部の様子はこちらをご覧ください。

【前編】市船吹奏楽部『春夏秋冬コンサート~秋』

バンド編成の第一部とは打って変わって、第二部は市船吹奏楽部による正統派吹奏楽のコンサート。

1曲目は1~2年生を中心とした編成での「スパルタクス」(ロースト作曲)。前半の6名でのバンド演奏の後ということもあり、まずはその人数に驚きます。

2曲目に登場したのは、なんと北海道からやってきた旭川商業高校吹奏楽部

市船と旭商は公立高校でありながら吹奏楽強豪校であるという共通点から顧問の先生同士の交流があり、その縁で5年ほど前から合同合宿を行う仲とのこと。翌日に東京で行われる「管楽合奏コンテスト」に出場するためにやってきた同校による友情出演でした。

演奏されたのは「バッハザイツ」(ヨハネス・シュテルト作曲)。同校の今夏のコンクール自由曲で取り上げたというこの曲からは、鬼気迫る迫力も感じられました。

1曲目に登場した市船吹奏楽部

旭川商業高校吹奏楽部

続く2曲は市船吹奏楽部が再び登場。旭商へのお返しとばかりに、市船吹奏楽部の夏のコンクール自由曲であった「シンフォニエッタ第3番『響きの森』」(福島 弘和・作曲)の気合の入った演奏を披露。続けて来月のマーチングコンテスト全国大会でも演奏予定の「英姿颯爽」(樽屋 雅徳・作曲)が演奏されました。

この地下ホールは練習場所としての性能を追求するため敢えて音が響かないように設計されているそう。なので残響でごまかすことができず、演奏する側としては厳しい部分も多いはずなのですが、そこはさすがいつもこの場所で練習を重ねている市船吹奏楽部。残響が無い中でも密度の濃い音を響かせていました。

続いては合唱曲のステージ。市船吹奏楽部による「○と△の歌」「僕が守る」と、旭商吹奏楽部による「ストーリー」の発表の後、両校合同合唱として「夜明け」が歌われました。

「夜明け」は市船吹奏楽部が定期演奏会でも取り上げる定番曲とのことでしたが、この曲の作曲者である八幡 映美さんはなんと旭川商業高校吹奏楽部の卒業生。八幡さんが高校時代に作曲&同期の吹奏楽部員たちが作詞を行い、同部で歌い継がれるうちに口コミで拡がり全国で歌われるようになった合唱曲とのこと。そんな生い立ちもあって、旭商吹奏楽部にとっても大切な曲として歌い継がれているそうです。

演奏の前に旭商吹奏楽部の部長を務める生徒さんから挨拶がありましたが、そこで語られた「客観的にお互いの成果を聴き合える存在のありがたさ」や「遠い場所でも音楽でつながれる仲間がいることの嬉しさ」を感じさせる歌声だったように感じました。

そして最後は両校合同吹奏楽による「宝島」。強豪校同士の共演による超大型編成での吹奏楽の定番ポップスの演奏はただただ楽しいの一言。観客からも曲に合わせた手拍子が起こり、大盛況のうちにコンサートは幕を閉じました。

この春夏秋冬コンサートは「世代を問わず地域の方に気軽に本格的な音楽を楽しんで欲しい」という想いでスタートしたもの。終演後に笑顔で出演者に話しかける人々の姿を見て、その想いは確実に拡がっていることを感じました。

次回の『春夏秋冬コンサート~冬』は2019/12/15(日)に開催予定です。

コンサート基本情報

2019年 10月 26日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:船橋市船橋高等学校 第3体育館 地下メインホール
出演:with FRIENDS、市立船橋高校吹奏楽部、旭川商業高校吹奏楽部

料金:500円(未就学児無料)

曲目:
第一部(with FRIENDS)
・Good music
・カントリーロード
・人生のメリーゴーランド
・楓
・赤とんぼ
・ホールニューワールド
・リメンバーミー
・星に願いを

第二部(市立船橋高校吹奏楽部、旭川商業高校吹奏楽部)
・スパルタクス/ロースト(市船吹奏楽)
・バッハザイツ/ヨハネス・シュテルト(旭商吹奏楽)
・シンフォニエッタ第3番「響きの森」/福島 弘和(市船吹奏楽)
・英姿颯爽/樽谷 雅徳(市船吹奏楽)
・○と△の歌(市船合唱)
・僕が守る(市船合唱)
・ストーリー(旭商合唱)
・夜明け(両校合唱)
・宝島(両校吹奏楽)

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